ひとり、ひとりがかけがえの無い、唯一人の神様。
3月30日、
さえちゃんが一人でお留守番をしていました。
飼い猫のトラが、
いきなりさえちゃんを襲いました。
さえちゃんは、腕、耳、頭、おでこに爪を立てられて、血だらけになりました。
座布団で防ぎながら家から飛び出て、隣のおばあちゃんの家に助けを求めました。
血を流して立っていたさえちゃんにおばあちゃんは腰が抜けるほど驚いたそうです。
応急手当をして頂いて、おばあちゃんの家で安心したのか、何時間か眠ったそうです。
夕方おにいちゃんが部活から帰るまでお世話になったそうです。
会社からの帰り道で先に帰っていた長女からメールをもらって、びっくりして電話をしました。
長男が出て「お母さん、泣いたらいけんよ。さえは泣いてないよ。けなげに絶えてるよ。」
「うん、うん、判った。」と言いながら、さえちゃんがかわいそうで涙が溢れました。
急いで家に戻るとさえちゃんはあきにいちゃんにしがみついて毛布にくるまっていました。
さえちゃんを連れて、となりのおばあちゃんに御礼にいきました。
おばあちゃんは「私のような年寄りを頼ってくれて嬉しかったわよ。いつでも来てね。」と優しいお心使いに有難さで一杯になって涙が溢れて、御礼の言葉も言葉にならない程でした。
さえちゃんは右隣の赤ちゃんのいるおばちゃんのうちの行こうか、左のおばあちゃんのうちに行こうかと迷ったそうです。血だらけの自分が行ったらあかちゃんが怖がると思って、右側のおばあちゃんに助けを求めたそうです。
さえちゃんがトラに襲われたのは三度目です。
この猫は長男が小学生の時、まだ目も開いて無い状態で拾ってきて、本当は此処では飼ってはいけないのに、けなげに生きている命を捨てる事が出来なくて私が猫ミルクを二時間ごとに飲ませて育てた猫です。一度貰われて行ったのですが、そちらに全く馴染まず、ピアノの後ろから出て来なくて、三日後に戻されました。
私の事を母親だと思っているらしく、私の言う事は絶対に聞くのに、発情期になるとタマを抜いているにもかかわらず、凶暴になって私以外はみんな引っ掛かれています。長女も腕をざっくりやられて病院にいって手当てをしましたし、傷が残っています。
でも子供達はトラを心の底から愛していて、激怒する主人と私から、いつでもトラをかばいました。
何度捨てようと思ったか。でも子供達が痛い目に遭ってもトラを許して愛するのです。
本当は猫を飼ってはいけないのです。だけど、子供達のけなげさに負けるのです。規則を守る正さよりも愛か…。私も苦しかった。
さえちゃんも半年前にこめかみをえぐられて通院してやっと傷跡が目立たなくなって良かったね。と喜んでいた矢先の出来事なのに、トラが怖いけど、怒って無いのです。
私はさえちゃんの為にトラを許して愛そうと誓いました。
さえちゃんはまだ血だらけで、体中に血が固まって付いていたのでお風呂でながしました。
おそるおそる、おでこのカットバンをはがすとぱっくりと無残に開いていて、女の子なのにこんなに酷い傷とは…。「さえちゃん、これ、縫わないけんかも。」
さえちゃんは、「縫うのはイヤ!」と、私にしがみついて泣きました。
さえちゃんは右側の首から頬にかけて薄いけれど斑点のような痣があります。
夏場に日に焼けるとくっきり目立ちます。9歳を過ぎた頃からとても気にするように成っていました。
そんなさえちゃんなのに、傷口を鏡を見て。右頬と額を手で隠して
「お母さん、綺麗なところを見ればいいんよね。」と、言って笑いました。
私がいつも言って聞かしていた言葉です。
どうしてこんなにいい子に育ったんだろう。
感動して母は又泣いてしまいました。
翌日の3月31日からの親子練成会に行く予定でした。私は三日間のお休みは取れなかったので飛び石でお手伝いに行く予定でしたし、さえちゃんと生命学園のお友達も送り迎えをしなくてはいけなかったのです。
どうせ傷口を消毒しなくては縫えないので練成から帰って病院に行く事にしました。
病院の薬は家に沢山残っているし、傷の手当は慣れています。しっかりと手当てして、帽子をかぶって練成に行きました。
さえちゃんは練成があまり好きではありませんでした。いつも部長さんが怖い。男の子が乱暴でいやだとぐずついていました。
生長の家に行くと私に甘えられないのが寂しかったのだと思います。
でも今回はトラと一緒に居るより練成のほうが安心だと思ったのでしょう。素直に付いてきました。
小学生練成の司会は長女がベテランでした。しかし彼女は今回は仕事で来られなくて、急遽開会式の司会を私がすることになりました。
開会式の五分前にいきなり言われたのですが、
素直にハイ!と言ってしまいました。
幾つかのミスをしましたが、必死で司会を務めました。いきなりにしては良くやった!と自分で褒めました。
が、何故いきなり私に振ってきたかと言うと、
長女と間違えられたのでした…。
「酒井さんは成れているからと思ったのよ。お嬢さんの方だったわね。」と、生教会会長が貴方も和んでよかったわよと言ってくださいました。
長女と間違えられるなんて。そんなに若いかしら。オホホ♪
開会式が終わると、大人と子供にわかれます。
第一講話は大和教化部長先生のお話でした。その後の座談会で「酒井さん、何か話しなさい」と言われましたので、昨晩のさえちゃんのけなげな姿をお話しました。
大和先生は、さえちゃんを褒めて下さって、「それは大きな学びですよ。其処から学ぶべき事があるんですね。猫に甘露の法雨のお守りを付けなさい。何かあっても寸でのところで助かりますよ」とアドバイスをしていただきました。
その晩の浄心行で心が軽くなりました。
おとうさんとおかあさんの笑顔しか浮かばない。
お父さんとお母さんのやさしい笑顔が子供達の笑顔に変わって、光り輝きました。
一日目の行事が終わったので、ヤング時代からの仲良しの友達と一緒にJRの駅まで20分程歩きました。久しぶりに会ったので話が尽きなくて楽しかった。
駅に着くと、事故で1時間30分も電車が止まっていたらしいのですが、私達の到着を待つかのようにスムースに動いて、むしろ予定より早く帰れました。
次の日は仕事に行きました。昨日かなり張り切ったので少々疲れ気味でした。魂は喜んでいるのですが、肉体がチョット…。
4月2日、10時に教化部に到着しました。
古谷講師会長の素晴らしい講話と弓道の実演に大人も子供も感動の渦でした。
おとといとは比べものに成らないくらいみなさんの顔が晴れ晴れとしていました。
親子で真理を学ぶこの春の練成は深い悩みの在る方でも驚く程幸せになります。
この親子練成で練成を受けるのを楽しみにして、人の嫌がる仕事まで引き受けて一心不乱に仕事をしてやっとの思いで三連休を頂いて一所懸命に参加して下さったお母さんのお話にも感動しました。
さえちゃんも「おかあさん、練成楽しかったよ!」とニコニコしながら楽しかったことをお話してくれました。
楽しかったよ!って初めて聞きました。
家に帰って、トラに首輪の甘露の法雨のお守りを付けました。
黄色の花柄の首輪に青く光る甘露の法雨のお守りがゆれています。
安心感が漂います。
なのに、さえちゃんを見て、ニャ〜ゴ!と威嚇するので、
さえちゃんに、「神様を信じようね。さえちゃんの為に、おかあさんはトラを許して、愛するからね。」と、言いました。
そして、さえちゃんの傷口を見てみると、一昨日とは見違えるほど傷口がふさがっていました。
さえちゃん、よかったね。
抱きしめて、頬ずりしました。
今日はとても長くなりました。
読んで下さってありがとうございました。
皆様の神の命を拝みます。
ありがとうございます。




みなさまの心がキラキラしますように♪
シータさんのステキなブログとイラストがだいすきです。初コメントと〜〜ってもうれしいです。
☆此処に訪れて下さる皆様、是非「エコなわたしのキャンドルナイト」に行かれて下さい。右側にリンクを貼っております。シータさんの素晴らしい絵本「虹色コーヒーカップ」をご覧下さい。とってもステキです。心がキラキラしまよ♪♪。
すてきなお話、読ませていただきました。どこまでも神様に全托されている事の素晴らしさに感動しました。さえちゃんや子供さんたちの溢れる愛は、素晴らしいご両親やご先祖さまの徳なのですね。
私も、もっともっと神様と一体の自覚を深めます。本当に素晴らしいお話をありがとうございました。
愛深い励ましのお言葉に心が温かくなりました。さえの怪我はあとが少し残るけど、大人になって形成外科で綺麗に取ることもできるそうです。皆様が祈って下さったおかげです。ありがとうございました。